ゴイシツバメシジミの郷を守る会が行っている主な事業は以下の通りです
・様々な関係機関との連携を促進すること
・ゴイシツバメシジミの変動をモニタリングすること
・シシンランの生態を調べ、シシンランを含む貴重な着生植物群落を保全すること
・着生植物群落が発達した原生的な照葉樹林を維持・創出すること
・次世代育成として、市房山の自然を発信したり、観察会をおこなったりすること

2024年8月~ 環境省の生物多様性保全推進事業を行っています。
社会連携構築事業
保全・森林管理・文化財保護・教育普及・地域産業に関する連携を構築することにより、長期的な生息地保全の社会的基盤を構築する。
ゴイシツバメシジミモニタリング事業

ゴイシツバメシジミの効果的なモニタリング方法と住民参加型のモニタリングの基盤をつくる。令和6年度は、過去の定点モニタリング結果を分析し、モニタリング手法の修正を検討する。次年度以降は、修正手法によりモニタリングを行う。
シシンラン個体群強化事業

シシンランの生息環境調査と食草であるシシンランの個体群の強化としての増殖・移植を行う。令和6年度に増殖を開始し、2年目以降に人工的な移植架台の設置をふくめ、野外移植を行う。
森づくり事業

シシンランが継続的に維持できる照葉樹の存続と拡大の基盤を構築するため、適地・方法を検討する。
教育普及事業

ゴイシツバメシジミ保全のための地域における理解のための教育普及を行う。令和6年度は、伝達手段としてWEBぺージをつくり、観察会を試行する。次年度以降、観察会を複数回行う。